第十三番 石山寺 : 西国三十三所

天下の名勝真言宗石山寺は、山号を石光山、寺号を石山寺と言い、大津の南端、清流瀬田川の畔、伽藍山の麓に位置しています。西国第十三番の札所であり、奈良時代からの最古の歴史と伝統を持つ霊山です。

御詠歌  後の世を 願うこころは かろくとも ほとけの誓い おもき石山
宗派 東寺真言宗 開基 良弁僧正
御本尊 如意輪観世音菩薩 創建 天平19(747)年

参詣ガイド 地図 大きな地図で見る

住所
〒520-0861 滋賀県大津市石山寺1丁目1-1
交通
  • <電車> JRびわこ線石山駅下車。京阪電車の石山坂本線に乗り換え、京阪石山寺駅下車後、徒歩10分。
  • <バス> JRびわこ線石山駅下車。京阪バス石山団地行き、大石行き、外畑方面行きに乗り約10分。石山寺山門前バス停下車後すぐ。
  • <車> 京都方面からは名神高速道路瀬田西I.C.より、名古屋方面からは名神高速道路瀬田東I.C.より、宇治方面からは京滋バイパス石山I.C.より。
駐車場
(80台)
拝観料
600円 (最終入山 16:00)
拝観時間
8:00〜16:30 拝観受付~16:00
納経時間
9:00〜16:30
電話
077-537-0013
ウェブサイト
http://www.ishiyamadera.or.jp/
元日 午前0時開門
元日 午前2時除夜の鐘
元日 午前4時より香水加持法要
正月三ヶ日 初詣(午後1時より修正会大祈祷厳修)
一月二日 初内供(午前9時より厳修)
一月十六日 初開山(午前9時より厳修)
一月十七・十八日 初観音(午前10時より厳修)
初牛玉さん(門前市)※十八日のみ
一月二十一日 初弘法(午前9時より厳修)
一月二十八日 初不動(午前10時より弘法大師御作厄除け不動明王御宝前において護摩祈祷厳修)
二月三日 節分星祭り(午前8時・午前10時・午後1時) 護摩祈祷
二月十八日~三月十八日 梅つくし
二月第四土曜日 初午(午後10時30分、大森社、子供御輿町内巡行)
三月十八日~六月三十日 春季「石山寺と紫式部」展(於・豊浄殿)
三月彼岸 春季彼岸会先祖供養(開白・中日・結願)
四月二十一日 弘法大師御忌法要(午前10時)
五月第三日曜日 青鬼祭(午前9時30分)
五月五日 石山祭り(三十八所権現社大祭、午後2時30分大御輿境内巡行)
五月八日 お花祭り(午後10時より厳修)
八月九日 千日会法要(午前10時より厳修、午後7時より厳修)
八月十三日~十六日 孟蘭盆会(毎日午後4時より)
八月十五日 世界平和祈願法要(午前11時より)
平和の鐘(正午より)
八月十六日 送り火法要(午後3時30分より、於・表境内)
八月二十六日 毘沙門会法要(午前10時より)
九月大彼岸一週間 秋季彼岸会
中秋(旧暦八月十五日) 秋月祭
十一月下旬~十二月上旬 もみじライトアップ(予定)
十二月一日 三十八社以下鎮守お火焚き(午前6時より)
十二月六日~八日 仏名会(午後1時より厳修)
大森社お火焚き(午後3時30分)
十二月十三日 事始め・大掃除
十二月十八日 終観音(午前10時より)
十二月二十一日 終弘法(午前9時より)
十二月二十六日 正月用餅つき
十二月二十八日 終不動(午前10時より)
十二月三十日 迎春準備(午前8時30分より、正月用餅かざり・〆縄はり)
十二月三十一日 大晦日

奈良時代、聖武天皇の勅願により、良弁僧正によって開かれた石山寺は、巨大な硅灰石(天然記念物)の上に建立されました。本尊は、安産・福徳・縁結・厄除けに霊験あらたかな秘仏 如意輪観音菩薩です。

 平安時代に再建され、滋賀県で最古の木造建築である本堂(国宝)は、硅灰石の上に建立された懸造の堂宇です。また、秘仏である如意輪観音も硅灰石に坐しています。平安時代には「石山詣で」が流行し、観音の救いを求めて多くの貴族が参籠しました。『蜻蛉日記』の藤原道綱母、『更級日記』の菅原孝標女、『枕草子』の清少納言など、特に上流文学者信仰が厚く、その中の一人、紫式部は石山寺に参籠中に琵琶湖に映る月を見て世界最古の長編小説『源氏物語』を起筆しました。この伝説は『石山寺縁起絵巻』(重要文化財)に記されており、その部屋が「源氏の間」として残されています。

 また、多宝塔(国宝)や御影堂(重文)などの建造物、本尊如意輪観音の胎内仏四躯(飛鳥~天平、重要文化財)などの仏像、石山寺縁起絵巻(重文)や源氏物語絵巻 末摘花(重文)などの絵巻物、薫聖教(国宝)や石山寺一切経(重要文化財)など約7000点にものぼる経典・聖教・古文書類のほか、紫式部と『源氏物語』にちなんだ作品が数多く伝えられています。

 一年を通じて、椿、梅、桜、ボタン、キリシマツツジ、花ショウブ、アジサイ、モミジ、サザンカなど、季節の花々が絶えない「花の寺」としても知られています。

あも

あも
1個 1,188円

皮が薄くて口当たりのよい丹波大納言小豆をじっくり時間をかけて手炊きしています。羽二重餅はとろけるようにやわらかです。
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石餅 お茶付き

石餅 お茶付き
2個 300円

明治時代まで食されていた「石餅」を故事をもとに復元。白と蓬を合わせた餅の上に、石山寺の本堂が建つ巨大な硅灰石(けいかいせき)に見立てた粒あんをのせています。お持ち帰り用もあります。
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茶丈藤村の寺辺もち

茶丈藤村の寺辺もち
5個 702円

文豪島崎藤村が若い頃に石山寺に住まい、執筆活動をしていたことにちなんで命名。香ばしく炒ったカシューナッツをミネラル豊富な沖縄産黒糖のお餅に練り込みました。
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茶丈藤村の本わらび餅と抹茶

茶丈藤村の本わらび餅と抹茶
1,375円

稀少な九州産本蕨粉を使用。茶丈藤村開業以来変わらぬ味。強炒りした香りのよい「黒須きな粉」とさらりとしてクセのない自家製黒蜜でお召り上りください。
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石山寺プリン 石山寺セット
1,250円

生クリームをたっぷり使ったなめらかなくちどけのプリン。牛乳は滋賀県近江八幡市の高木牧場の牛乳、抹茶やほうじ茶は甲賀市の朝宮茶、メロンは守山市のモリヤマメロンと、選りすぐりの地元食材を使用しています。
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あのふなずしがお菓子になりました

あのふなずしがお菓子になりました
1セット 1,620円

1400年より食され、現在の寿司の原型といわれる滋賀県の郷土料理「ふなずし」をお菓子に。臭みが消え、独特の旨味だけが残っています。パイ、クッキー、おかきのセットです。
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石畳

石畳
6枚入 1,100円

石山寺東大門をくぐり、本堂へと続く石畳をイメージ。香ばしいナッツの中にフルーツピールを忍ばせ、ひとつひとつ丁寧に焼きあげました。※6月~9月は販売いたしません。