第二十七番 書寫山 圓教寺

当山は、約一千年前に(康保3年)性空上人(しょうくうしょうにん)によって開かれ、西の比叡山とし言われるように、鎮護国家の道場でその中心になるのが大講堂である。摩尼殿(本尊如意輪観世音菩薩)は西国第二十七番の霊場として、今も全国から参詣者多く、その信仰の中心である。境内は史蹟に指定され、重要文化財も二十数件、数百年の樹林に囲まれ深厳そのものである。
参詣ガイド 地図 大きな地図で見る
- 住所
- 〒671-2201 兵庫県姫路市書写2968
- 交通
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- JR姫路駅から神姫バス「書写ロープウェイ」行きで25分
- ロープウェイ4分,山上駅から徒歩15分
- ※姫路駅前神姫バスターミナルにて、バス+ロープウェイの往復セット乗車券がお得です。※カーナビゲーションで検索の場合は書写の星 美術工芸館(079-267-0301)で検索して下さい。
- 駐車場
- ロープウェイ無料駐車場有
- 拝観料
- 志納金 大人(中学生以上)500円 小学生300円 小学生以下無料
特別志納金 大人(中学生以上)1,000円 小学生500円 小学生以下無料
別途シャトルバス協力金 500円 - 拝観時間
- 書写山ロープウエイ に準ずる。
始発 8:30 - 納経時間
- 同上
- 電話
- 079-266-3327
- FAX
- 079-266-4908
- ウェブサイト
- http://www.shosha.or.jp/
- SNS
一月一日 | 諸堂礼拝 国祷会 |
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一月十八日 | 修正会鬼追い会式(御本尊開帳,摩尼殿) |
二月三日 | 星祭・節分会豆まき |
二月八日 | 花山法皇御忌法要 |
二月十五日 | 涅槃会 |
三月六日~九日 | 法華経不断読誦会 |
三月十日 | 胎蔵界曼茶羅供(御本尊開帳,開山堂) |
三月彼岸中日 | 春季彼岸施餓鬼会 |
四月 | 開山忌(性空上人会式)(御本尊開帳,開山堂) |
五月七日・八日 | 仏生会花まつり |
五月二十八日 | 勧学会 法華八講 |
六月四日 | 宗祖伝教大師会(山家会) |
八月九日 | 四万六千日お盆施餓鬼会 |
九月彼岸中日 | 秋季彼岸会施餓鬼会 |
十一月二十四日 | 高祖天台大師会(天台会) |
十二月八日 | 成道会 |
十二月十四・十五・十六日 | 三千仏礼拝行(一般参加可) |
奇数月十六日 | 大般若経転読会 |
毎月十日 | 開山上人会・懺法講 |
毎月十八日 | 観音講・回向講 |
毎月二十三日 | 水子・子育地蔵供養会 |
毎月二十八日 | 不動尊護摩供 |
毎月第三土曜日 座禅会 | 座禅会 |
己巳(つちのとみ)の日 |
書寫山圓教寺(しょしゃざんえんぎょうじ)は、康保3年(966年)性空上人(しょうくうしょうにん)によって開かれた。
この山に登る者は六根を浄められるという文殊菩薩(もんじゅぼさつ)のお告げがあり、上人は白山でこの六根清浄のさとりを得られた。その後、御利益を得ようと多くの人々がこの山に登った。
花山法皇は二度も御来駕に上人の教えを受けられた。後白河法皇も七日間、御参籠になり、後醍醐天皇は隠岐の島より御還幸の際、一泊された。
以来、多くの信仰を集め、善男善女の参詣や多くの僧侶の修行の道場として栄え、西の比叡山とも呼ばれるようになった。現在も、北は北海道、南は九州から、春の訪れとともに、参詣者が絶えない。
国指定重要文化財の建造物八棟、仏像八体、今もなお、昔日のおもかげを林間に輝かせている。
札所一覧
- 第一番 青岸渡寺
- 第二番 金剛宝寺
- 第三番 粉河寺
- 第四番 施福寺
- 第五番 葛井寺
- 第六番 南法華寺
- 第七番 岡寺
- 第八番 長谷寺
- 第九番 南円堂
- 第十番 三室戸寺
- 第十一番 上醍醐 准胝堂
- 第十二番 正法寺
- 第十三番 石山寺
- 第十四番 三井寺
- 第十五番 今熊野観音寺
- 第十六番 清水寺
- 第十七番 六波羅蜜寺
- 第十八番 六角堂 頂法寺
- 第十九番 革堂 行願寺
- 第二十番 善峯寺
- 第二十一番 穴太寺
- 第二十二番 総持寺
- 第二十三番 勝尾寺
- 第二十四番 中山寺
- 第二十五番 播州清水寺
- 第二十六番 一乗寺
- 第二十七番 圓教寺
- 第二十八番 成相寺
- 第二十九番 松尾寺
- 第三十番 宝厳寺
- 第三十一番 長命寺
- 第三十二番 観音正寺
- 第三十三番 華厳寺